BLOG

しまっておいた服に茶色いシミが出来たとき、それがとても大切なとき程、お手入れを躊躇してしまいますよね。
着物の茶色いシミの取り方
今回は、究極の贅沢品ともいえる着物のお手入れ方法を知れば、大切な洋服の場合にも応用できるのではないかと思い、自分でも出来ないか調査をしてみました。

着物の茶色いシミは「黄変(おうへん)」と呼ばれています。
最初は「黄ばみ」となって現れて、年数が絶つうちに茶色く変化していくという過程なので、そう呼ばれているんですね。

一般的なシミというのは、繊維に汚れが絡みついている状態です。
なので、ベンジン等の溶剤で汚れを浮き上がらせて、あて布に汚れを移す事で、着物をきれいにする事ができます。

ところが黄変の場合、繊維自体が変色しているので「漂白」で変色部分を落とす必要があります。

この漂白方法を調べてみると、着物の場合は結局「プロに任せるしかないという結果に終わってしまいました。

着物専門のクリーニング店さんが着物のシミ抜きについて説明している話には「着物専用のシミ抜き剤を使う」とか「経験豊富なプロがさまざまなシミ抜き剤を組み合わせてシミ抜きする」と書かれているだけで、その内容は企業秘密のようです。

さらに使用した溶剤を素早く抜くためには、専門の工具を必要らしく、ちょっと素人には無理そうな技でした・・・。



着物の裏地の場合も、特別な技術が必要なようです。

コメントは利用できません。