BLOG

汚れていなかった筈の着物でも、久しぶりに引っ張り出してみると黄色っぽい汚れが・・・!?

というのは よくある事で、自分で着物を保管する人にとっては有りがちな悩みのようです。

そこで この黄変した着物のシミを、自分で取る方法は無いものかと探してみる事にしました。

ところが結論から言うと、黄変のシミを落とすのは「自分では無理」という答に達してしまいました。

というのも「黄変」というのは他の汚れと違い、目に見えない汚れやカビが酸化して「変色」してしまった状態だからです。

逆に言えば、それ以外の汚れなら自分で落とす事は可能です。

口紅や皮脂、チョコレートなどの油系の汚れは、布にベンジンをたっぷりと染み込ませて何度も軽くたたくと落ちます。

コーヒーやワインのような水分の汚れは、タオルに水を含ませて、時には石鹸も使って、優しく押さえてタオルに汚れを染み込ませます。

いっぽう着物の黄変したシミを取るのは黄変抜きと呼ばれていて、いまも職人技の領域のようです。

専用の溶剤や道具、技術が必要で、中には一度漂白して、落ちた色素を復元する事もあるそうです。
そのため、黄変抜きに関する情報は一般公開されていませんでした。

着物の裏地のシミも特別な方法があるようです。

どうやら着物のシミ取りは、着物専門のクリーニング店に依頼するしか方法が無いようです。

黄変は放っておくと、年月が経つにつれて茶色いシミに変化していき、色が濃くなるほど、落とすのが難しくなって行ってしまいます。

だから着物の扱いに慣れている人は、必ず「虫干し」という定期的な湿気を飛ばす作業をして、黄変ができるのを事前に回避します。
黄変の落とし方を調べていると「虫干し代行」というサービスまであるのを知り、ちょっと驚きました。

着物を長期保管してくれる着物保管サービスもあるので、いっその事プロに預かってもらうというのも安心です。

コメントは利用できません。