BLOG

衣替え後の収納って、特に冬物はかさばる衣類が多いから大変ですよね。

そんな時、便利なのが「圧縮袋」です。

圧縮袋は布団や毛布だけでなく、セーターやコートなどの冬物もコンパクトにしてくれます。
change_clothes
ただ布団と違って衣類の場合、中には圧縮収納して大丈夫かな?というアイテムもあると思います。

特にクリーニングに出したばかりの綺麗な状態のおしゃれ着などは、圧縮するのが怖いような気もします。

そこで今回は、圧縮収納のデメリットと、その対策についてまとめてみました。

圧縮収納のデメリット①【手間がかかる】

まずは手間の問題ですが、布団ならともかく、衣類をいちいち圧縮袋に入れて空気を抜くのは なかなか面倒です。

当然、一つの圧縮袋に、ある程度の分量をまとめて収納するとは思います。

それでも形が崩れないようにとか、シワにならないように、綺麗に折りたたむのは けっこう気を使いますよね。

圧縮収納の手間対策

衣類がシワにならないように、綺麗に折りたたむのが面倒なときは、ハンガー付きの圧縮袋がおススメです。

Vacplus 吊るせる衣類圧縮袋 【110×70cm2枚&90×70cm2枚 ポンプ付き 掃除機不要 終身交換承り】 防塵防湿 カビ、ダニ対策 衣類真空パック 衣替え/出張/旅行/家庭 透明 省スペース 圧縮パック 衣類収納袋 4枚セット
Vacplus

これならハンガーにかけた状態で、吊るす前提で空気を抜くので、折りたたむ必要がありません。

数枚の洋服を一緒に入れる事もできて、クローゼットの中がスッキリします。

圧縮収納のデメリット②【カビ臭のおそれ】

圧縮収納のデメリットの2番目は「カビ」の問題です。

基本的にはちゃんとクリーニングして、乾燥した状態で圧縮すれば大丈夫なのですが、圧縮袋の機能にも限界があります。

圧縮袋は、だいたい3ヶ月もすれば だんだん空気が入りこみ、ちょっと膨らんできます。
完全に真空な状態が、半年のあいだ続くワケではないんですよね。

そして圧縮袋が収納されている空間に湿気が多かったりすると、どうしても空気と一緒に湿気を吸って、カビの原因になってしまうんです。

カビ臭の予防対策

圧縮袋でカビ臭がするのは、収納時の汚れや湿気以外では
圧縮袋の密封力が緩んでくる
のが原因で、その威力はだいたい3ヶ月くらいが限界だったりします。

となると、3ヶ月ごとに空気を抜き直したり、乾燥し直すという方法も考えられますが、そんな面倒な事は避けたいですよね・・・。

もっと手軽な方法としては、圧縮袋の中に乾燥剤や除湿剤を入れるのがおススメです。

他にも、脱酸素剤入りの圧縮袋というのもあります。

created by Rinker
東和産業
¥355 (2024/04/23 15:56:32時点 Amazon調べ-詳細)

保管する環境が極端に湿気の多い場所でなければ、こういうアイテムを使う事で、カビの問題は大丈夫だと思います。

圧縮収納のデメリット③【つぶれ・シワ】

そして衣類を圧縮収納するときに、いちばん注意が必要なのは「シワ」や「生地の負担」の問題です。

次のシーズン出したときにシワになっていたり、ペチャンコになった生地は、元通りにならないものもあります。

特にウールのコートやダウンなどは要注意です。

まず、フェザーが多く使われているような高価なダウンジャケットは、圧縮してはいけません。

本当は、ダウンこそが布団の次に圧縮したい最たるものだったりするんですが・・・(^_^;)

ただ同じダウンでも、ポリエステルやダウンの割合が高い安価なダウンジャケットは、元に戻りやすいです。
完全に元通りとまでは行きませんが、またフワフワに戻ります。

それからウールのコートも、圧縮したらシワやペチャンコ感を直すのが大変です。

下手をすると、状態を回復するために再びクリーニングに出すハメになってしまいます。

そしてコート以外にも、スーツなどの型崩れする衣類は、圧縮したらアウトです。

つぶれ・シワ対策

衣類のシワを防ぐには、洋服を詰め込みすぎないようにします。

洋服を入れても袋に1~2cmの余裕を確保するのがポイントで、これで密閉度も高まります。

たたみ方は中身が平らになるように、なるべく かさばらないように注意してください。

袋の空気はカチンコチンになるまで抜かず、服がまだ多少ふくらんでいる程度で止めておきます。

そして圧縮収納ができないコートやスーツ類は、クリーニングに出したまま次のシーズンまで保管してくれる【宅配&保管クリーニング】が便利です。

高級なダウンコートには「ダウンクリーニング専門店」というのもあります。

ダウンクリーニング専門店【HIRAISHIYA】



26,000着以上のブランドダウンを手掛けてきた実績から、モンクレール直営店でも出来ないリペアもやってしまうお店です。

汗や汚れがキレイに取れる「ウェットクリーニング」製法を採用していて、汚れ以外にもリペアや色アセの修正等も対応しています。

コメントは利用できません。