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子供をお風呂に入れるのって、育児の中でも、かなり大変なことの一つですよね。

毎回大泣きしたり、断固として行こうとしなかったり、あんまり嫌がるので体を洗うことができない など・・・。
とにかく世の中のお母さんは、お子さんにお風呂に入ってもらうので、大変な思いをしています。

お母さん方の中には、泡風呂にしたり、おもちゃの入ったバスボールで気を引いたりして、やっとの思いでお風呂に入ってもらおうとしておられる方もいるんですよ。


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だけど、よくよく考えてみると、自分も小さいときはお風呂が嫌いだったような気がしませんか・・・?

『子供のお風呂嫌い』と一口に言っても、じつは千差万別なんです。
それぞれ個性があるので、お子さんごとにアプローチが違うんですよ。
これから、お子さんのタイプ別に『お風呂好き』にすることに成功した事例をご紹介しますね。

タイプ別『子供をお風呂好き』にさせた成功例

水が怖い子には?

大人になると何の驚きもなく当たり前に入っているお風呂ですが、まだ慣れていない子供にとって「水」は思いのほか刺激が強いのかもしれません。
頭からシャワーを浴びせられたり、突然湯船にドボン!と全身浸かるのには、じつは抵抗があるんです。
では、さっそく毎日お風呂に入らせるのに成功しているお母さんたちの対策を見ていきましょう。

手や足など、警戒心の少ない場所から水に慣らしていき、慣れてきたところで最期に頭を洗っています。

普段の遊びに「水」を取り入れるようにして、無理のないよう、だんだん水に慣れさせていきました。

湯船はいきなり深い水位に挑戦せずに、まずは足湯くらいから始めて、半身浴くらいにして、除々に水位を上げていきました。

バスタブの中で足が滑らないように、中にすべり止めシートを敷きました。

シャワーやシャンプーを嫌がる子には?

お風呂に入るまでは大丈夫なのに、シャンプーやシャワーを嫌がるお子さんもいますよね。
目をつむらせて真っ暗な状態にしたり、シャワーの下で目や口に水が入らないように息を止めがちにしたりするのって、小さい子にとっては、とっても怖い事なんです。
シャンプーの習慣を身に着けてもらう方法も様々のようです。

シャワーが嫌いだという事がわかり、シャワーを使うのをやめました。

シャワーを弱く出して「浴びる」というよりは、やさしく流すようにしています。

慣れないうちは、シャンプーハットを付けさせたり、タオルで顔に水がかからないようにしてシャンプーしています。

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美容院みたいに、仰向けの姿勢で洗ってあげています。

お湯が口や鼻に入ったりしないように、流す前には「せーの!」と必ず声をかけて準備させています。
上手にできたら、大げさに褒めてあげます。

歌に合わせたりして、リズム感をもってシャカシャカ洗っています。
すすぎは、おもいっきりお湯で流します。
テンポ良く、リズムに乗ってやるのがポイントで、遊びのように楽しくしています。

寒がりの子、暑がりの子には?

脱衣所やお風呂場って、冬は寒いですよね。
大人ならば湯船に入るまでガマン!と思って多少は耐えられるのですが、じつはお風呂のお湯の温度って子供にとっては少し熱いんです。

子供の皮膚は薄くて、熱さに敏感です。
38~40℃くらいが適温なんですが、これは大人にとっては「ぬるい!」と感じてしまう温度です。
脱衣所は寒いし、お湯は熱い!
これでは気持ちが良いはずのバスタイムが、辛い時間になってしまいますよね。

お風呂場や脱衣所をあらかじめ温めておいて、部屋との温度差を無くしています。



足元は、足が冷たくないように、バスマットや足拭きを敷いて対策しています。

お風呂やシャワーの温度をぬるめ(38度~40度)に設定しています。

不安がる子には?

いろいろと環境を整えても、やっぱり不安が残ってしまうという子には、お風呂が安全な場所だということを分かってもらう必要があるかもしれません。

「お湯をかけるよ~」とか「5つ数えたらおしまいよ」などの声掛けをしたり、話しかけたりして不安を和らげています。

子供と一緒にお風呂掃除をして、そのままキレイになったお風呂に入っています。

バスタオルやマットなどを、お気に入りのキャラクターの物に変えたら安心するようになりました。

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夜のお風呂が怖いようなので、明るいうちに入ることにしました。

お風呂のイメージが苦手な子には?

大人にとってお風呂は、体を清潔に保つために必要不可欠なものですよね。
だけど、小さな子にとってお風呂はたいてい退屈で、親に叱られることが多い場所でしかありません。
子供がお風呂を好きになるとすれば、「遊び場の一つ」と認識してもらうのが一番なのではないでしょうか?
じつはこの方法が一番効果的なようで、おもちゃや遊びを取り入れている人がとても多いんです。

いちどお風呂で本格的に遊ばせてみました。金魚すくいやヨーヨー釣りなどを持って入り、心いくまで遊ばせたら、お風呂に入るようになりました。

大好きなおもちゃをお風呂に持ち込んでいいことにしました。

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シャンプーの泡で、大好きなドキンちゃんやバイキンマンの髪型にすると大喜びでした。

大好きなキャラの声真似をしてお風呂へ連れて行きました。

大好きな事がある!という子には?

なにか大好きな事がある子には、好きなこととお風呂のイメージが結びつくようにしてあげると良いようです。

食べるのが大好きな子なので、夕食の前にお風呂に入れることにしました。

お絵かきが好きな子に「お風呂で書けるクレヨン」をあげたら、すんなり入るようになりました。

とにかく入ろうとしない子には?

特に何か理由があるというわけでもなく お風呂に入りたがらない子は、じつは眠かったり、疲れていたり、ただ単に面倒くさいという事もあります。
そういう子の場合は、お風呂に入るタイミングを変えたり、注意の惹き方しだいで入ってくれるようです。

疲れていたり、眠かったりすると特に嫌がるので、夕飯前に入れるようにしました。

おもちゃが中からでてくる入浴剤をあげたり、お風呂後にアイスあげるという「ご褒美」をあげるようにしました。



お風呂では みんな苦労している

お子さんにとって快適な環境を整えるだけでなく、モノマネしたり歌を歌ったりと、いろいろな方法がありました。

お子さんをお風呂に入れることに成功した例を見ていて思ったのは、みんなそれぞれ苦労していますよね ^ ^

アプローチは様々でしたが、どうやらお子さんがお風呂にいいイメージを持って、お風呂に入る習慣を身に着けてくれる事がゴールのような気がします。

焦らず一歩ずつでも良いので、ちゃんと目をつぶってシャンプーが出来たり、石鹸で体を洗えるようになってくれると嬉しいですね。


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