立ち仕事の中でも、特に立ちっぱなしの状態って辛いですよね。
むしろ、歩いていた方がずっと楽な気がします。
足は痛いし、パンパンにむくむし、このまま足が太くなったらどうしよう・・・と心配になってしまいます。
この記事では、痛みとむくみを取るのはもちろんの事、これから先、むくまない・足を痛めない方法をご紹介したいと思います。
仕事中にできるケア
まずは仕事中にできるケアとして、着圧靴下を着用するという方法があります。
レビューの中でも「立ち仕事」というトピックに絞り込んで見てみると、圧倒的に仕事中ずっと履いたままでいる人が大半でした。
「夕方の状態が全く違う」とか「疲れなくなった」「足が軽くなった」など、多くの人が使用後の効果を実感していたので、仕事中に着圧靴下を履くだけでもむくみを緩和する事ができそうです。
足の痛みを取るストレッチ
ランチタイムや家に帰ってからの自由時間は、ストレッチをして血流を促進させるチャンスです。
とはいえ、あまり念入りにやろうと思うとかえって続かなくなってしまいますよね。
ここは最低限の簡単な方法で、一番効率の良い「ふくらはぎ」を中心に攻めるのがおすすめです。
そもそも立ち仕事がこんなにも辛いのも、歩く事でふくらはぎがポンプ機能を果たし、血液が循環するのを封じられてしまうせいです。
そこで立ち仕事で足が痛い人におススメなのは、ふくらはぎ全体とアキレス腱が同時にできる「段差ストレッチ」です。
2.片足を、つま先だけ残して、カカトをゆっくりと下ろしていきます
3.ふくらはぎが伸びているのを確かめながら、そのまま20秒くらいキープします
4.ゆっくりと足を元に戻して、反対側の足も同じように伸ばします
これを何回かやるだけで、ジワ~っと血液が循環するのが感じられると思います。
ちょっとした休憩時間でもできそうな「プチふくらはぎストレッチ」もあります。
座ったまま、つま先を上下させる事でふくらはぎを伸縮させます。
こういうストレッチをマメにしていれば、筋肉がほぐれて血流が良くなり、足の痛みが和らぐと思います。
リンパ・ストレッチ
ふくらはぎのストレッチは「むくみ」にも有効ですが、むくみに関しては、もっと強力なストレッチがあるのでご紹介したいと思います。
むくみ対策は、体内の作用を担っている「リンパ液」がカギになります。
むくみはリンパ液の流れが停滞する事で、末端に水分や老廃物が溜まってしまうせいで起こります。
立ち仕事で停滞してしまったリンパ液を循環させるには、「リンパ節」のストレッチが有効です。
リンパ節は何箇所かありますが、下半身で一番大きなリンパ節は「ふとももの付け根」にあります。
足のむくみを取るには、この部分をストレッチするのが効果的です。
1.右足を一歩前に出して、背筋を伸ばしたまま立ち膝の状態になります
2.次に上体を前に持っていき、左足の付け根の前側を伸ばしていきます
3.もう片方の足も、同じようにして伸ばします
これを左右2セットくらいするのが目安です。
リラックスしながらケアする方法
足の裏の痛みを取るには、直接マッサージするのが手っ取り早いと思います。
ただ、自分でするのはしんどいし、器具を使うのですら ちょっと面倒な気もします。
ここはズボラな発想で、履くだけで足裏マッサージになるという室内履きをおススメしたいと思います。
自分の体重を使ってマッサージする、という「青竹踏み」のような室内履きです。
家の中を歩くついでに出来るので、楽ちんだと思います。
睡眠中もリカバリーのチャンス!
家に帰ってからの過ごし方も、血液やリンパの巡りに影響します。
重力で下半身に水分が停滞するのを防ぐため、足を高い位置に置いておくのがポイントです。
眠るときは、足をちょっと高くして寝ると、翌日スッキリすると思います。
高さは10~15センチくらいを目安に、枕や座布団の上に足を置いて寝ると良いです。