緑茶が好きだけど、濃いお茶を飲むと胃が痛くなる事があります。
では薄めにすれば良いかと思うと、単純に濃淡だけではないような気がして、何となく緑茶から遠ざかっていた時期がありました。
ところが最近、緑茶を飲んでも胃が荒れない方法を知ったので、シェアしたいと思います。
緑茶はカフェイン量で使い分ける
まずは緑茶の選び方ですが、緑茶といっても種類によってカフェインの量が全然違うという事を知りました。
緑茶というと一般的には「煎茶」の事を指すとは思いますが「玉露」の事も含まれますよね。
ところがカフェインの量を比較してみると、煎茶と玉露とでは雲泥の差があるんです。
100gあたりのカフェイン量は、煎茶が20mgなのに対して玉露は160mgも含まれています。
玄米茶などは10mgで、カフェイン量でいえば「烏龍茶」レベルの低さで、ちょっと意外でした。
玉露はあくまでも嗜好品として、少量たしなむ程度に留めておいた方が良いんですね。
緑茶のカフェインを抑える「淹れ方」
今までお茶は、濃いお茶ばかりが胃にくるのだと思っていました。
ところがお茶で胃が荒れるのは、必ずしも濃さだけの問題ではないようです。
お茶と胃の荒れとの関係は、やはりカフェインが原因のようです。
ところがお茶のカフェイン量は、茶葉の量よりも「温度」によって決まるという事を、最近知りました。
緑茶のカフェイン増加温度のターニングポイントは「60度」です。
つまりお湯が60℃以下ならば、相当カフェインが抑えられた緑茶になるという事ですね。
さらに水出しの緑茶は、カフェインが抑えられて苦味や渋味がなく、逆に旨味はアップします。
この温度は茶葉の「抽出温度」なので、冬でも水出しした緑茶を温める事で、年中飲む事ができると思います。
カフェインの無い緑茶
胃の事は気になるけど、気分的にやっぱり緑茶が飲みたいという時は「カフェインレス」の緑茶を選ぶのも手だと思います。