賃貸マンションで、出窓にカーテンレールが付いていない事ってあるんですよね。
でも凄くまぶしくて、やっぱり遮光カーテンが欲しい場合、ちょっと「突っ張り棒」では対処できません。
そんな時、壁に穴を開けずにカーテンレールを取り付けられる方法を見つけたので、シェアしたいと思います。
突っ張り式のカーテンレール
突っ張り式のカーテンレールは、簡単でお手軽なところが良いですね。
ただ、ひとつ大きな問題がありました。
カーテンを閉じると、出窓スペースが使えなくなってしまうところです。
せっかくの出窓スペースは、好きなインテリアを置いたり、ちょっとした空間が余分にある事で部屋が広く感じるので、けっこう大切です。
それが、カーテンを閉じたら出窓の空間は無くなるし、おいておいた物は直射日光にさらされてしまいます。
UVシートを貼る
どうしても出窓スペースを使いたいとなると、こんどは窓ガラスにUVカット効果や眩しさを防ぐための処置が必要になります。
ただ、こういう出窓には外から見えないように「すりガラス」が使われている場合があります。
窓ガラスにUVカットのシートを貼りたくても、すりガラス用のものは滅多にないし、あってもチャチいです・・・。
それに直接日光が入らない時間帯は、逆にちゃんと明かりを取りたいという思いもあります。
出窓が使えるカーテンレール
理想的なのは、カーテンを引いても出窓スペースが使え、直射日光でない時は明かりを取り入れる事ができる状態です。
普通の窓なら、カーテンレールを出窓の奥につけてしまえば済むことです。
ところがウチの出窓は、斜めに出っ張っている台形の出窓です。
奥の方にカーテンレールを突っ張る事はできません。
そこで考案したのが曲がるカーテンレールの活用です。
突っ張り棒は縦に設置して、曲がるカーテンレールを突っ張り棒に取り付けます。
突っ張り棒はダイソーで購入しましたが、ダイソーでも「100円」にこだわらなければ、かなり頑丈なタイプが手に入ります。
逆に言えばホームセンターのは高すぎて、オーバースペックな感じでした(^^;
カーテンレールは、突っ張り棒にかませた木製のブロックにネジ止めします。
この木製のブロックも、ホムセンでなくダイソーで購入するのがおすすめです。
これは あくまでも理論的に編み出したアイデアで、いくらググってみても同じ使い方をしている人は皆無でした。
なので正直、完成するまでは強度が心配でしたw
ところが思った以上に、突っ張り棒の安定感はハンパなく、木製のブロックもしっかりかんでくれました。
注意点は、写真のように木ネジをねじ込む方向を確認して下さい。木目があるので横からねじ込むとブロックが割れてしまいます。
カーテンレールも頑丈だし、レールの滑りがなめらかなので、まったく気を使う事なくカーテンの開け締めができています。
(遮光一級のけっこう分厚いカーテンです)
レールが長かったので、本当は切らなくてはならないのですが、しんどいので止めました(^_^;)
端は鋭利じゃないし、すぐ上に梁が突き出ていて大丈夫そうだったので・・・。
ちょっと見栄え的には悪いけど、使い勝手が良いのでこのまま使用しています。
カーテンを全開にしたい時は、思いっきり明かりが取れますし。
そして、こちらがカーテンを閉めた図
カーテンを閉めても、十分スペースが取れています♪
カーテンの丈の調整
出窓って規格が決まっていないのか、それまで使えていた小窓のカーテンの丈がピッタリ合わなかったりするんですよね。自分でミシンが扱える人は、調整し直せば良いんでしょうけど、この際、オーダーするのもありだと思います。
好きな色やサイズが選べるのはもちろんのこと、一級遮光で洗濯もできます。