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この自転車の後輪側に付けたカゴ・・・もう使い始めてから5,6年になるでしょうか。
自転車のカゴがサビて取り外せない!

先日、「もう限界!」と思って『新しいカゴ』に付け替えることにしました。

新規にアマゾンでカゴも購入して準備万端!

『取り付け簡単で、ちょうどいいサイズ♪』との評判です。

「たぶん、このカゴなら30分もあれば作業が終わるだろう」とタカをくくっていました。

ところが、いざ取り付けようとしてみると・・・

古いカゴのネジが外れない!
自転車のカゴがサビて取り外せない!
サビが原因で、ネジが固くて外せない状態になっていたんです。

せっかく、「自転車屋さんに頼まないでDIYに挑戦するぞ!」って、意気込んでいたのにガッカリです・・・
でもカゴを買ってしまった手前、あきらめるわけにもいかず・・・。

こうなってしまったら、もう意地でも自分で取り付けたいです( ー`дー´)キリッ

あれこれググって実験してみたら上手く行ったので、今回は『無理をせずに固いネジを外す方法』をシェアします。

楽に回すための前準備

サビついて、テコでも動かないネジ・・・。
こんなとき一番怖いのが、意地になって力まかせに回してしまい、ネジの溝がダメになってしまうケースです。

最初は、力を入れれば回りそうか?ビクともしない感じか?の見極めをして、ダメそうなら深追いしない事が大事です。
事前の準備さえすれば、案外すんなりネジを回すことができるかもしれません。

作業的には、まず最初にやらなければいけないのがネジ周りのサビを落とす事です。

このサビ取りについて調べていると色々な方法があって、例えば「熱湯かける」という人がいたり、逆に「冷凍スプレーで冷やす」という人もいたりして混乱しましたが、いちばん信頼できそうなのは【KURE 5-56】を使う方法でした。

手に入りやすくて、しかも安価という潤滑剤の定番だそうです。

ウチも結局これでサビが取れたので、自信をもってオススメできます。
もしかすると、あなたのお宅にも既にあるかもしれませんね。

「え? KURE 5-56って潤滑油だと思っていた」という方もいらっしゃると思いますが、KURE 5-56にはサビに浸透して浮き上がらせるという効果もあるんです。

サビを浮き上がらせたら、金属製のワイヤーブラシでサビを落としてください。

ワイヤーブラシでも落とせないサビには、更に「サビ取り剤」を使うと楽に落とせます。
「サビ取り剤」が無い場合はサンポールでも代用できます。

金鳥/サンポールK 1000ml

使い方は、サンポールの原液を2倍の水で薄めたものをティッシュに染み込ませてから、サビに密着させます。
数時間~1日放置させたら、ブラシで磨きます。

KURE 5-56も放置時間を置くことで効果が上がるので、数回スプレーして2、3日置いてから磨けば、よりサビが落ちやすいと思います。

『サビ取り剤』をスプレーするポイント

『サビ取り剤』を手に入れたら、次にスプレーする時に注意して欲しい事があります。
それは、スプレーをする場所です。

ネジが回らないのだから、サビ取り剤はネジ頭の根元にスプレーすれば良いと思いますよね。
ところが、自転車とカゴの設置されている構造を見てみてください。

よく見ると、カゴと自転車の荷台が固定されている その下に、金属のプレートが噛ませてあると思います。
自転車のカゴがサビて取り外せない!
このプレートとネジの接合部分がサビて固くなっている事があるので、ここにも『サビ取り剤』をしっかりとスプレーしてあげて下さい。

これで、前準備は完了です。
あとは、いよいよネジを回すだけですが、固いときは溝の崩れが心配ですよね。
じつはこれにも ちょっとしたテクニックがあるんです。

ネジを回すときの注意点

『サビ取り剤』でサビを落としたら、ネジはかなり回りやすい状態になっていると思います。
あとは、ネジ頭の溝が崩れない為のテクニックを使えば、失敗せずにカゴを取り外す事が出来ます。

テクニックなんていうと大げさですが、本当にちょっとした事です。
それでも かなり効果は期待できるので、ぜひ試してみてください。

ドライバーの使い方

まずは、溝にピッタリ合ったドライバーを使うことです。
大きすぎたり、小さすぎると、溝から外れやすくなったり崩れの原因になります。

それから、ドライバーを回すときの「力の入れ方」です。
ドライバーは、外したい方向に向かって力を入れるものと思われがちですが、じつは「押す力」の方が重要なんです。
正しいドライバーの使い方は、7割が「押す力」3割が「回す力」、とイメージして頂ければ丁度良いと思います。
自転車のカゴがサビて取り外せない!

ネジ頭の溝がすでに危険なときは・・・

もし、もうネジの溝が崩れかけていて、これ以上回すと完全にドライバーが使えなくなってしまいそうな時は、注意が必要です。
これ以上悪化させない方法もあるので、様子を見ながら慎重に回してみて下さい。

かなり荒療治ですが、ドライバーのお尻の部分をハンマーでガツン!と叩く方法があります。
ハンマーで叩いて新たな溝を彫る事でネジを外すのですが、専用の『インパクトドライバー』というのが必要になります。

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ネジの溝にドライバーを固定させるための「ネジすべり止め液」という手段もあります。

ネジ頭の溝が潰れてしまったら?

とうとうネジ頭の溝が完全に潰れてしまったら、いよいよ諦めるしかないのでしょうか・・・?
そんなときは、最終兵器があります!
自転車屋さんに持っていくのは、それからでも遅くないかもしれません。

ネジ自体を固定できるペンチのようなもので、ガシっと掴んで回します。

いよいよ取り付け♪

古いカゴの取り外しに成功したら、いよいよ新品の取り付けです。
取り外しが大変だっただけあって、取り付けのあまりの簡単さに感動してしまいます(^_^;)
自転車のカゴがサビて取り外せない!
最初は手間がかかっても、格安で新品のカゴが手に入ったり、
今まで 自転車屋さんに全ておまかせだった事が自分で出来たりすると、自信もつく事と思います。

これで、もう自転車のカゴの老朽化も怖くありません。

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