かつて原因不明の病気にかかり、医者に見放されてしまった時期がありました。
そのとき、ふと「グルテンフリー」という言葉に興味を持ち始めたのがキッカケで
いまや小麦とはほぼ無縁の生活をしています。
「小麦断ち」なんて無理だと思ってから これまで、けっこう時間はかかりました。
とはいえお金をかけたり、生活に負担となるような極端な手間暇をかける事なく
普通の生活をしながら、無理なく実践する方法を編み出してきました。
すると病気が治るどころか、体の不調まで改善し
結果的には生活費まで減らす事ができたから不思議です(^_^;)
ところが、これは不思議でも何でもない事が、最近わかってきました。
どうやら これは「小麦アレルギー」などという『体質』の問題ではなく、
小麦じたいが【ヤバい】ものだという事が、ここへきて確信に変わってしまいました。
そこで今回は、無理のないグルテンフリー生活を送る方法をシェアしたいと思います。
第一歩は「米粉のパンケーキ」
止められない小麦食品のNo.1といえば、何といってもパンではないでしょうか。
パンに中毒性がある事は、特にエビデンスなどを提示されなくても
強烈な自覚症状だけで、じゅうぶん理解できます(^_^;)
グルテンフリーを実践するにあたって、いちばん苦労したのも この点です。
我が家にはホームベーカリーは無く、買おうにも置くスペースがありません。
そこで、パンが食べたくなった時には「パンケーキ」を焼くことに・・・。
はじめは小麦を「米粉」に置き換えるだけで、パンケーキは簡単に作れると思っていました。
ところが米粉のパンケーキは思いのほか難しい上に、体に悪いのは小麦だけではないという情報もどんどん入ってきます。
気がつけば、食材も道具も危険がいっぱいだという事に気づいたとたん
様々な制約が怒涛のように押し寄せてきました(^_^;)
まずは乳製品、そして砂糖、テフロンのフライパン、そして電子レンジです。
これらを止めて、どうやって料理すれば良いのか?という感じです。
それでも、出来るところから一歩づつ試してみると
案外、抜け道というのは見つかるものなんですね。
次は「パンもどき」に応用
米粉のパンケーキを美味しく作るのは、けっこう難しいものがあります。
それでも試行錯誤を繰り返し、ようやく小麦のようにモチふわに膨らみ、冷めても固くならないパンケーキを作る事に成功しました。
そして今は、「グリラー」で作る【パンもどき】に落ち着いています。
パンを止められれば良いのでしょうが、無理をしてリバウンドしても怖いものがあります。
「国産小麦のパン」なら大丈夫かといえば、これも根本的な解決にはならない気もします。
でも米粉の「パンもどき」なら、安心です。
これをクリアする事が、まずはグルテンフリーへの道の第一歩だと思います。
小麦の「代替品」を紹介
クックパッドなどを見ると、様々な試みをされている人たちのレシピがあって
関心したり、心強くなったりと相当に励まされるものがあります。
とはいえ筆者は、餃子の皮を自作したり、高額なお米のパスタが購入できるほど
根性もお金もありません。
あくまでも代替品で、簡単に安く済ませたいと思いました。
具体的な麺や皮などのグルテンフリー・レシピは、別の記事で紹介しています。
そもそも、どうして小麦は体に悪いのか?
小麦がどうして体に悪いのか、筆者に科学的な裏付けを証明する術はありません。
でも自分が小麦を止めてみて、原因不明の病気が治ったり
便秘や口内炎、肌荒れなどが常だったのが、いつの間にか改善した事と無関係だとは思えません。
家族で試したという事もあり「体質」だけの問題では無い気もします。
最近は「元気ハツラツ」とまでは行きませんが(^_^;)
精神的なアップダウンが減り、メンタルが強くなったのも偶然ではないかもしれません。
そして、いままで昨今のガンや糖尿病の急増には、何か原因があるような気がしてなりませんでした。
考えてみると、身近でガンに罹った人は皆「パンや素麺などの小麦を毎日食べている」という条件に当てはまっています。
というか、そもそも身近にガンになる人が増えてきました。
こうなると、ラーメン文化や「イタメシ」ブーム、洋菓子の氾濫には、ことごとく病気の危険が潜んでいるのを実感します。
とはいえ、いきなり小麦食品を一切やめるのは、やっぱり難しいものがあります。
一つ一つ納得のいく「置き換えメニュー」を見つけて、食べたいものを我慢しない事が大事だと思います。
そうするうちに小麦の中毒が収まり、なぜか砂糖や油への依存性も軽くなってくるから不思議です。