最近は「ご長寿」の人が、それほど珍しくなくなりましたね。
親類に80代や90代の人がいたりするのは、けっこう普通なのではないでしょうか?
こうなってくるとまだ若い人が大きく年の離れた人にお中元を贈るというケースも出てくるかと思います。
でも、例えば20代の人にとっては、80代の人の生活というのは想像しにくいですよね。
この記事では、年配の方が人に頂いて嬉しい贈り物、お中元についてご紹介します。
「物」への執着は無くなってくる?
年配の方は生活も安定しているし、長年の経験で、本当に欲しいものだけを手に入れる購買リテラシーのようなものを身に付けていらっしゃいます。
贅沢できる余裕があっても、自分で贅沢品を買おうとする人はあまりいないようです。
高価な品を買うのは人に贈り物をする時であり、手に入れるのは贈られた時が多いと思います。
それでもちょっとした食べ物の贅沢は、定期的に楽しんでいる人が多いようです。
そうなると年配の人への贈り物は、自分では贅沢に思えるけど、いちど食べてみたいような「プチ高級」的な食品がおススメです。
「食べ物」を選ぶときのポイントとは?
年配の方が贈り物を贈ったり、贈られたりする事を通して本当に楽しんでいるのは、ちょっとしたコミュニケーションのようです。
誰々が旅行に行ったときに頂いたお土産だとか、親戚のあの人からのお中元だとか、ご近所や友達に配ったり頂いたりして、それをネタにして会話を楽しんでいるんですね。
そう考えると、自分で頂いて嬉しいのはもちろんのこと、人に配ってちょっと話題に出来るようなものがピッタリなのではないでしょうか。
健康への心遣いは「慎重」に
そして最後に、注意しなければならない事についても触れておきたいと思います。
よく「お年寄りの人だから」という事で、健康グッズなどを贈られた話を聞く事があります。
ところが年配の人ほど、健康について気になる反面、高齢である事を人から指摘されたくないという心理がありますよね。
そこへもって健康への対策のような物というのは、現実を突きつけてくる夢のない贈り物になってしまうんです。
健康を気遣う気持ちは、体に良い美食などの「楽しげなオブラート」に包んで届けてあげる必要があるようです。