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包丁って、スパスパ切れてくれないとイライラしますよね。

特に玉ねぎのみじん切りなどは、切れない包丁で汁が出てしまうと疲れ目に直撃して激痛になってしまいます・・・。

今までは、母が嫁入り道具として持たせてくれた砥石で たまに研ぐだけで、すぐさま切れるようになっていました。
包丁を研いでも切れない!ステンレスだから?本当に切れなくなったときの対処法とは?
ところが、10年も使ったかな?という頃からです。
研げども研げども、切れない包丁になってしまいました。

この記事では、この謎の現象から解放されて、切れない包丁が劇的な変化を遂げるまでのいきさつをご紹介します。

評判のシャープナーを試したが・・・

この頃は、他のお宅を訪問する度に、包丁について聞いて回っていました。

そのヒアリングの結論は、皆シャープナーを使っているとの事でした。

ちょっとシャープナーにかけている所を見せてもらったら「あら、簡単」2,3回シャープナーに通すだけなんです。

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この光景を見ていたら、シャープナーって砥石より良いんじゃないか?と思うようになってきました。

普通なら、シャープナーよりも砥石の方が切れるようになると思いますよね。

でも、自分の研ぎ方が下手になったのかな?とか包丁に何か変化でも起きたのかと思って、わずかな可能性に期待をかけたのです。

かといって失敗も怖いので、安めで評判の良いシャープナーをチョイスして、試してみる事にしました。

ところが、結果は撃沈・・・。

最初、ちょっと切れるようになったかな?と一瞬そんな気がするだけで、瞬く間にもとに戻ってしまいます。

目先を変えて「包丁」を検討

「やっぱりシャープナーなんてダメだ~!」

と思った反面「もっと高級なシャープナーなら・・・?」という考えもよぎったのですが、これは危険な賭けだと思い、やめました。

今度は「包丁が悪いのかも?」という方向に頭を切り替え、包丁について調べてみる事にしました。

一見、何も変化はないのですが・・・。
刃こぼれも無いし、サビひとつありません。

これまた母が持たせてくれた物で、詳しい事はよくわかりません。
でも、見た目からステンレスだという事は想像できます。

調べてみると、どうやらステンレスは硬いので研ぐのが大変らしいです。

逆に言うと、鋼や鉄の包丁は研ぎやすくて、更に切れ味が長持ちするんだとか。
ただ、サビたりするので扱いが面倒なようです。

でも、研ぎやすく切れが長持ちするというのは魅力です。
今度は鋼や鉄の包丁を新しく新調する方向にかなり傾きました。

ただ、砥石はまだまだ使える感じだし、包丁ってけっこう高いんですね。

ちょっと二の足を踏む金額です。

死んだ包丁を生き返らせたくて・・・

ところが、こうして包丁を買うかどうか迷っている最中に、いろいろと検索していた流れで“評判の砥石”というのを見つけたのです。

どうやらステンレスの包丁は硬いので、普通の砥石で研ごうと思うと大変な労力がかかるみたいです。

ところが、研磨力にすぐれたセラミックの砥石を使えば楽に砥げるらしいのです。
アマゾンのレビューもすごい事になっています。

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ステンレス包丁も切れるようになったというレビューも多数ありました。

ただ調べてみると、この評判のタイプは中砥です。
どうやら、私の包丁のように中砥で研いでもダメな場合は、もう刃の先が丸くなってしまっているそうです。

ここまでの状態になってしまうと、しっかりした刃を作るために“荒砥”という、もっとやわらかい砥石が必要になってくるようです。

ただレビューの中には、中砥だけど荒砥を兼ねられるという人がいました。
というのは、刃の黒幕シリーズには中砥にも3段階あって、これは荒めの(?)中砥のようです。

ここまで調べたり失敗したりしたので、こうなったら砥石で事態が変わるのか、どうしても知りたくなってしまいました。

本当は新しい包丁を買うのが一番安全なのだろうとは思うのですが、好奇心には勝てませんでした。

ダメなのは砥石の方だった!

結論から言うと、やっと勝利しました!

どうやら、家にある“中砥”の砥石が硬かったようです。
新たな砥石で研いだら、見事復活しました。
感激です(ウルウル・・・)

一度は死んだと思われた包丁が生き返ったのです。

本当は“カエリ”という刃先が小さくめくれる状態になるまで研がなければならないようですが、カエリが出るまで研がなくても十分切れるようになりました。

もう、ここまで切れれば十分です・・・。
という気分でしたが、切れ味の持ちも良いです!
購入してすぐに研いでから、既に半年くらい経ったでしょうか。

ズボラな私の事なので、また切れなくなるまで再び研ぐ事はないでしょう。
なかなか良い買い物が出来て良かったし、何より一連の試行錯誤が楽しめたので、もう満足です。
この包丁とは、一生付き合っていけるかもしれません。

包丁を研いでも研いでも『かえり』ができない理由を発見!

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