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「糖質制限」は、運動が出来ない人が一度はトライするダイエット法かもしれません。
【糖質制限で痩せない女性】プロテインで運動しなくても痩せる?

ところが、あまり成功したという話は聞いた事がなく、むしろ厳格に実行している人ほど成果が出なかったり、続かない傾向があるような気がします。

そこで今回は「どうして糖質制限ダイエットが成功しにくいのか?」という理由と、プロテインを利用しながら無理なく成功させる方法についてまとめました。

糖質制限しても痩せない理由とは?

「糖質制限」の意味を勘違いしている

そもそも「糖質制限」とは、一切の糖質を排除するという事ではありません。

肥満と血糖値の上昇の関係に注目して、脂肪の蓄積を防ぐのが目的です。

糖質を摂取すると、体内で「インスリン」というホルモンが分泌されます。

インスリンは血液中のブドウ糖を細胞内にとりこみ、エネルギー源として利用しますが、余った分は「脂肪」として蓄えます。

糖質制限ダイエットというのは、このインスリンの分泌を抑制することで脂肪を蓄積させないのが目的です。

だから、かつての「カロリー制限」とは意味が違います。

糖質制限ダイエットで減らすべきなのは「カロリー」ではなく、血糖値の上昇度を示す「GI値」という数値なんです。

そして代表的な高GI食品とは、砂糖などを含むスイーツ類なんですね・・・・。

いくら食事でご飯やパンを抜いても、間食に甘いドリンクやチョコを食べたりすれば、まったく意味の無い努力になってしまいます。

脳が作り出す「飢餓」状態にある

糖質制限をしているのに痩せない理由として、飲み物やお菓子に原因がある場合もあります。

食事から炭水化物を排除することは出来ても、甘いジュースやお菓子が止められないという人はけっこういます。

ところが甘いドリンクには、スポーツドリンクや野菜ジュースであっても、けっこう糖質が含まれています。

「一口くらいなら・・・」と油断しがちなお菓子類も「GI値」の高い食品だったりするんですよね・・・・。

「たった1本の缶コーヒー」であっても、血糖値は急激に上昇します。

血糖値が急激に上昇すると、脳内では「ドーパミン」という快楽物質が分泌されます。

イライラしたり、疲れた時に甘いものが欲しくなるのは「糖質中毒」のような状態なんですね。

ところが「GI値」の高い甘味を摂取すると、上昇した血糖値を下げるために大量のインスリンも分泌されます。

精神を落ち着かせるために、甘味に走っているうちは「糖質中毒」から抜ける事はできません。

いくら「カロリー制限」をしても、ダイエットは成功しないのです。

「糖質制限」できているのに痩せない!

糖質制限は出来ているのに痩せない原因としては「炭水化物の不足」が考えられます。

そんなバカな・・・と思われるかもしれませんが、糖質制限の目的は「血糖値の急上昇」を抑えることであって、糖質そのものの量を減らすという意味ではありません。

炭水化物が不足すると、身体は筋肉を分解してアミノ酸に変えてエネルギーを作り始めます。
すると筋肉量が落ち、基礎代謝が悪くなって「太りやすい体質になる」という悪循環に陥ってしまいます。

そして運動をしない人ほど、このリスクが更に高いと言わざるを得ません。

タンパク質 15%:脂質 25%:炭水化物 60%

という栄養素の理想的なバランスを意識しながら、GIの低い炭水化物に切り替える事が大切です。

問題はこの「GIの低い炭水化物に切り替えられるかどうか」にかかっているんですね。

糖質制限にプロテインが有効な理由

とはいえ いきなり一切のスイーツを断ち切るというのは、ストイックすぎて厳しいものがありますよね。

それに仕事をしていると、バランスの良い食事どころか、欠食にならざるを得ない時もあると思います。

そんな時、手軽に空腹感を満たしたり、脳を「甘味の飢餓状態」から解放してくれるのが間食の存在です。

間食というと、甘いドリンクや一口サイズのお菓子などが思い浮かびますが、そうではありません。

理想は「大豆加工食品」などの低GI食品ですが、間食に豆腐とか味噌汁とかは難しいですよね。
それに、やっぱり脳の栄養になるような「美味」感も欲しいところです。

そこでおススメなのがプロテインです。

プロテインなら、多少の糖質が含まれていても食物繊維や脂質、たんぱく質などの成分が、糖質の吸収を穏やかにしてくれるからです。

プロテインは運動しない人も飲んでいい?

プロテインというと、体を鍛えている人が筋肉を増強させるために飲むというイメージがありますね。

ところが摂取量に関しては、運動の量に比例するという程のものでは無いそうです。

プロテインは体の中にストック機能があって、運動したからと言って即欠乏するようなものでは無いし、摂取するほど筋肉が増えるというものでもないんですね。

成人の1日あたりのたんぱく質の摂取量は、体の大きさによって多少は違いますが、運動しない人も同じく必要です。

食事で取れなかったタンパク質は、運動量に関係なくプロテインで補う事が可能です。

プロテインの危険性とは?

ただプロテインは高度に精製されていて手軽に取れるので、食品ではあり得ない量を摂取する事も出来ます。

ところが過剰なタンパク質の摂取は腎臓に負担がかかるため、腎機能を悪化させてしまいます。

そして余分なタンパク質は、脂肪として蓄積される恐れもあります(^_^;)

プロテインを摂るときは、1回分の摂取量や、食事で摂った量とも合算して、取りすぎないようにする必要があります。

ダイエットにおすすめのプロテインとは?

プロテインと一口に言っても種類が多いので、何を選んだら良いのか迷いますよね。

そこでamazonで人気があるプロテインを、ダイエット目的という観点から向き・不向きな理由を紹介してみたいと思います。

ダイエット向きじゃないタイプ

プロテインで柑橘系ならザバスのアクア製法が常識を超えた!

スポーツドリンクのようなテイストで、圧倒的な飲みやすさが人気ですが、1食あたりの糖質が6g弱と多めで、ダイエットには向かないタイプです。

【プロテイン・プレーン味】まずいけどパワープロダクションあたりで落ち着く

糖質や人工甘味料フリーで無香料なので、牛乳や豆乳など好みの味付けで飲めるのは良いですね。
運動量の多い人向けという事でミネラルやビタミン類が高配合されていますが、そうでない人にとってはコスパ的に過剰かもしれません。

ダイエットに向くタイプ

【ザバスのヨーグルト味】まずいらしいけど本当?

糖質オフで(甘味料のみ)「ガルシニア」が入っている所がミソです。

ガルシニアは血糖値を一定に保って、空腹感を抑える効果があります。
さらに脂肪が作られるのに必要な酵素の働きを阻害して合成を抑制したり、体内に蓄積されている脂肪酸の燃焼も促進するそうです。

アマゾンでプロテインを買うなら大豆プロテインがコスパが良い

圧倒的なコスパのソイプロテインという事で、人気があります。
原材料は脱脂大豆、ココアパウダー、レシチン(大豆由来)、香料というシンプルさで、テイスト的には「無調整豆乳」に似ているようです。

ソイプロテインはゆっくり吸収されるため、牛乳由来のホエイプロテインより満腹感が持続します。
食前に大豆タンパク質を摂取すると、食後の高血糖を抑えられるという報告もあるそうです。

糖質制限ダイエットにおススメのプロテイン

糖質制限ダイエット目的なら、アスリート向けの純粋なプロテインよりも、やっぱりダイエット仕様のタイプが使い勝手が良いです。

例えば、間食としてプロテインを飲みたいときは、やっぱり多少は甘味も欲しいですよね。
そういう場合「食物繊維」が含まれているプロテインなら、血糖値の上昇が緩やかになります。

この条件を満たしている【BROOK’S 美穀菜】は、コーヒー通販のブルックスが出しているという事もあり、美味しさに定評があります。

【糖質制限で痩せない女性】プロテインで運動しなくても痩せる?

青汁ではないですが、不味いと結局は続かないものですよね。
甘味への禁断症状が出たときに、サッと飲める手軽さが「甘味中毒」の魔の手から救ってくれそうです。

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