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最近は夏休みの旅行に『田舎へ』というのが難しくなって来ました。

田舎の人ほどテレビの情報を鵜呑みにして都会人を避けるようになっているからです。

今年はあえて『夜行フェリー』という移動手段そのものを目的地にしてはいかがでしょうか?

とはいえ初めて夜行フェリーで旅をするとき、案外心配になるのが
「船内での過ごし方」だったりします。
夏休みの家族旅行の意外な穴場【夜行フェリー】
いくら船とはいえ、こんなに長時間 乗り物に乗る事って滅多にない事なので・・・。

思いつく事といえば、船内をブラブラしたり、友達とおしゃべりとかトランプをする、テレビを見るぐらいでしょうか。

特に夜など退屈しないために、設備の充実した良い客室にした方が良いのか?などとも考えます。

とにかくあまり無い機会なので、せっかくの船旅を十分満喫したくなります。
そこで、夜行フェリーの旅には慣れっこという「上級者」たちの過ごし方をまとめてみました。

夜行フェリーでの過ごし方①:設備はかなり充実している

夜行フェリーといっても色々なタイプがありますが、特に長距離のフェリーは豪華で快適に過ごせるようになっています。


設備も豊富で、レストランや展望浴場はホテル並みです。


ミニシアターやカラオケルーム、夜にはショーがある船なんかもあります。


けっこう飽きさせないサービスが、充実しているんですね。
お風呂もけっこう立派なので、温泉のように ゆったりと湯に浸かって、快適に過ごす事ができそうです。

そして、なんとスポーツジム付きの船もありました。


これを「すべて利用してやろう」と思えば、それほど退屈する事も無いという意見もありました。
むしろ忙しいくらいかも?

夜行フェリーでの過ごし方②:船旅の醍醐味とは・・・

ところが、夜行フェリーに乗ったらアレコレ遊んでやろうとか、退屈するんじゃないか?というのは初心者の浅はかさのようです(^_^;)

フェリー旅上級者は、皆さん口を揃えて
「船旅では、何もしない」
という意見が大半なのには、ちょっと驚きます。

確かに長い船旅は、アクセクと忙しさに追われる日常生活を離れて過ごす、貴重な機会かもしれません。

ちなみにフェリーは、陸地から離れると電波が弱くなるので、スマホは使えないと思っておいた方が良さそうです。

船旅のゆっくりとした時間感覚を掴んだら、双眼鏡を覗くのが楽しくなってくるという人もいました。

確かにずっと遠くを眺めていれば、思いがけない光景に出会えるかもしれませんね。


そして夜行フェリー旅上級者の多くは

ゆっくりお風呂に入る
本を読む
夜風に当たりながら酒を飲む
寝る
寝坊する

など、ゆとりの船旅を楽しむ事を推奨しています。

飲んだり食ったり、ぶらぶらしたり・・・
とにかく「無為に過ごす」のが、船旅の最高の過ごし方なんだそうです。

夜行フェリーでの過ごし方③:船旅を味わい尽くすには?

夜行フェリーの醍醐味を知っているだけでなく、最上級ともいえそうな過ごし方をしている人もいました。

船上は天気が良いと、綺麗な夕日を鑑賞する事ができます。
海に沈む夕日や、昇る朝日は格別なものがあるそうです。


新月の快晴の時に乗船するという幸運に恵まれた人などは「天の川を見ることが出来た」と感激していました。

そして そこまで行かずとも、陸地からの明かりが届かない海上の空は、星がめちゃくちゃ綺麗なんだそうです。


障害物のない水平線上の360度、どの方角も見渡すことができる夜行フェリーの夜は、じつは天体観測の絶好のチャンスです。

特に天気に問題がない限り、デッキは開放されていると思います。
そこで寝袋にくるまり、一晩中ただただを星空を眺めるのも、またとない贅沢な夜かもしれません。

旅で持ち運ぶには、この程度の軽量タイプがおススメです。

あとデッキ上は漆黒の闇が広がっている場合もあるので、目が慣れるまでは怖いかもしれません。
ランタンなどを持って出ると安心ですが、眩しすぎてもいけないので、明暗の調節が自在にできるタイプが理想です。

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