いま、我が家では包丁を研ぐのに砥石を使っています。
ところが研ぎ方がヘタなのか、研がなければならない周期が短くなってきました。
けっこう頑張って研いでも、しばらくするとまた切れなくなってきてしまいます。
たまに研ぐなら砥石を使うのも許容範囲なのですが、ひんぱんに研ぐとなると、ちょっと「包丁研ぎ器」を使いたくなります・・・。
そこで近所のお店で、安くてコンパクトな包丁研ぎ器を購入してみることにしました。
ところが、使ってみてビックリ!
「キーッ!」という寒い音がするんです。
黒板に爪を立てたような・・・あの音です。
これでは「楽に研げるようにする」以前の問題です。
安物買いの銭失いとは、良く言ったもので・・・。
ただ、これは私のチョイスが悪かったようで、実家などに行くと全くそんな様子はありません。
とても静かで簡単に研げます。
ただ、ちょっと高そうなので、真似して同じものを買う事はできません。
でも今度こそは失敗したくないので、ちゃんと調査してから購入する事にしました。
レビューに目を通すのは必須らしい・・・
こういう、使ってみなければ分からないような道具を購入する時は、実際に購入した人のレビューに目を通すのは必須の作業のようです。
購入したいと思った包丁研ぎ器があった場合は、やはりある程度のレビューの数が欲しいところです。
あまり少ないと、判断も難しいですよね。
そして、今回のように気になるポイントがある場合は、例えばアマゾンならレビュー内検索に「音」というキーワードを入れると、音に関するレビューが表示されます。
そこでもし1件でも「嫌な音がする」というレビューがあったら、私の場合はもうアウトです。
「ゴリゴリ」とか「ジョリジョリ」という音はかまわないんですが、「キー」と引っ掻くような音だったら諦めます・・・。
Youtubeに、包丁研ぎ器を実際に使っている動画があれば、尚良いですよね。
レビューを参考にして再挑戦!
今度は、もう少し慎重にレビューやYoutubeの動画で紹介されているものを購入しました。
ただし、やっぱり「安い」シャープナーですが・・・
ところが、やっぱり切れるようにはなりません!
とても評判が良かったのに・・・。
「音」的には以前のような寒い音はしないものの、やっぱり少し気色の悪い感触です。
というか、何より切れるようにならないのでは、どうしようもありません。
どうやら、ちょっと切れなくなった程度なら復活するのかもしれませんが、本格的に刃が無くなってきたものは包丁研ぎ器では太刀打ちできないようです。
研ぎ石で研いでいる人は、そういう場合の処置は「研ぐ」というよりは「刃を作る」という表現をしていました。
残念ながら、今度も失敗してしまったようです・・・。
次は新しく包丁を買わなければならないのでしょうか??
この続きの展開はちょっと長くなりますので、別の記事で詳しく書いてみようと思います。
心が動いた包丁
刃物耐摩耗性試験(どれだけ永く切れるか)でステンレスの100倍という【セラミック包丁】も気になる存在です。
ただ固いものには弱いようなので、冷凍モノや半解凍の食材、固い野菜などには使えません。
とはいえ包丁研ぎの頻度が格段に減りそうなのは、何とも心惹かれます。
三徳包丁の2枚持ちもアリかなあ、と思惑中です。