広島は観光地として熱い場所ですが、グルメといえばお好み焼きや牡蠣、もみじまんじゅうが有名ですね。
でも、意外と知られていないけど見逃せないのが「魚料理」です。
瀬戸内海は栄養が豊富で潮流が早く、お魚はよく太って身が引き締まり、旨みが凝縮されているそうです。
そこで今回は、せっかく広島まで赴いた記念に「関さば」が食べられるという居酒屋とり八本店へ行ってきました!
関さばといえば大分県のブランドとされていますが、大分でしか食べられない訳ではありません。
おまけに旬は10月~3月といわれ、この時期に獲れた関さばは脂がたっぷりと乗っていて一番美味しいと来ています。
これは行かない手はないと思い「年末で入れないかも・・・」という不安を懐きつつも、トライしてみました♪
【とり八】なのに鮮魚??
ネーミングがちょっと不思議ですが、確かに鮮魚の居酒屋ですw
メニューにはいちおう焼き鳥もありますが、何といってもメインはお魚の活造りのようです。
カウンターの真ん前には大きな生簀が・・・!
ここで泳いでいた魚をその場で捌いてくれるので、お刺身は盛られた後もまだピクピクしています。
お値段は時価!?
メニューが3800円位~となっている所が怖かったのですが、お値段はセーフでした。
6人でお腹いっぱい食べて、お酒も十分に頂いて2万円だったので、普通ですよね。
今回は念願の関さば ひと盛りと、関アジもオーダーしたのですが、残念ながら関アジの方は入荷できなかったそうです。
代わりにシマアジの活造りを頂いたのですが、あまりの巨大さに怯みますw
考えてみたら、シマアジの活造りなんて普段縁が無いので、サイズもよく知らない訳です。
お目当て「関さば」のお味は・・・!?
サバの刺し身と言えば、〆鯖しか知らなかった私ですが・・・
関さばのお刺身は、ほどよい脂のノリとコリッコリの歯ごたえで、サバの常識が変わります。
マグロとも白身魚とも違って、正直クセの無いお味だと思いました。
一緒に頂いたシマアジは相当にこってりしていて、そちらと比べると大人の味わいという感じです。
お寿司♪味噌汁!
活造りの頭は、最後の締めにお味噌汁にして頂きました。
これがまた、酔っ払って乾いた喉にしみるのです・・・。
我々はもう若くはないという事もあり、じつはシマアジの方は完食できませんでした。
あまりにももったいないので、ダメ元でお寿司にしてもらう事をお願いしてみると、快く承諾してもらえました。
翌日ホテルのバイキングではコーヒーだけ飲んで、部屋でお寿司を頂きました♪
なんとも贅沢な朝食です。
店構えと店内の雰囲気は?
お店は年季の入った木造の建物で、店内はざっくばらんな感じのオバちゃん達がてんてこまいの状態でした。
年末のお休みに入っていたので満員でしたが、6時前という早めの時間帯だったせいか、直前の予約でも入る事が出来ました。
少人数なら生簀を眺めながらのカウンター席が断然おすすめですが、宴会時には個室もあります。
6人でも個室に入れてもらえたので、お陰さまで静かに話をする事ができました。
今回は宮島メインの行程でしたが、思いがけず広島でもいい旅の思い出ができました。
翌日は帰りがけに「みっちゃん総本店」に立ち寄る予定でしたが、八丁堀本店も広島駅新幹線口 ekie店も、2時間待ちみたいな状態になっていました。
その長蛇の列を見て、最初から「話の種に」程度にしか思っていなかった私らとしては「別にいっか」の一言w
お魚好きの人なら、本当の広島グルメは魚料理にアリ!だと思います。
【とり八本店】の予約