お盆に帰省する際や、法事に呼ばれたとき、お供えに何を用意すれば良いのか悩む事があるかもしれません。
中には、子供の頃からしきたりなどを教わっていて、よく心得ている人もいると思います。
でも親戚づきあいが少なかったりして、法事について良くわからないという人もいるのではないでしょうか?
結婚したばかりのお嫁さんなどは、お盆に旦那さんの実家に帰省するとき、お供え物を用意して行くと気が利いていますよね。
そこで気になるのが、お供えには何を選んだら良いのか?という事です。
定番なのは菓子折りですが、お供え物の意味と役割にふさわしいおススメの菓子折りをご紹介します。
お供えにふさわしい菓子折りとは?
昔からお供えには、盆菓子といわれる砂糖菓子や落雁(らくがん)を贈るのが定番です。
迷った時はお供え用の落雁にしておけば、まず間違いはないはありません。
ただ、落雁は昔は高級菓子だったのですが、今ではあまり美味しい部類には入りませんよね。
本来の意味では、お供えは故人の好きだったものを贈るべきなのでしょう。
でも、法事が終わったあと参列者や身内で分ける事を考慮して、今のような形になったのだと思われます。
だから、お供えしたあと皆さんに喜んでもらえるようなお菓子がおすすめです。
ご遺族の層を見る
法事ではご遺族の事を考えて、法事に見合ったお菓子を持参する必要があります。
高齢の方が多い場合は和菓子、子連れの方が多い場合は洋菓子にするなど、参列者の年齢層も考慮に入れた方が良いかもしれません。
菓子折りを選ぶときの注意点
法事では、色々なお供えものが集まる事でしょう。
そこでちょっと気になるのが、他の人と被らないか?という事です。
まず気をつけたいのは、会場となる場所の近くで調達するのは宜しくないようです。
ちょっと他の人と差をつけたいときは、老舗の和菓子がおススメです。
包装も美しいですし、年配の方にも好まれるので好印象だと思います。
お供え物の相場は五千円から一万円と言われていますが、少なくとも三千円以上ならばひんしゅくを買う事はないと思います。
ご遺族への配慮が大切
仏壇にお供えするときは「仏様がすぐ食べられるように」お出しします。
法事が終われば、お供え物をおさがりとして頂くので、菓子折りは切り分ける必要がなくて、小分け包装になっているものがおすすめです。
身内や参列者で分けて持ち帰る事もありますので、数が多く入っていて、あまり重くないものが良いと思います。
日持ちして常温で保存できるものは、お供えしている間も安心なので喜ばれます。