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観光地として名高い広島ですが、案外グルメ目的という人は少ないような気もします。

ところが広島は瀬戸内海に面していてお魚良し、果物良しという絶好の場所にあり、お値段も結構リーズナブルに楽しめる所なんですね。

今回は、実際に2泊3日の駆け足ツアーで回った「選りすぐりのグルメスポット」をご紹介します。

広島といえば「お好み焼き」

広島グルメの代表格として、タクシーの運ちゃんまで「行かねばモグリ」と言わしめる名店があります。

広島といえば「お好み焼き」、そしてお好み焼きといえば「みっちゃん総本店」と言われる程の有名店です。
創業は昭和25年という広島流のスタイルを誕生させた『みっちゃん』は、お好み焼きの草分け的存在のようです。

そう聞くと、何だか広島へ行ったら一度は行っておかねば!という気分にさせられます。
「みっちゃん総本店」の八丁堀本店は、原爆ドーム前からそう遠くないので、タクシーに乗っても初乗り料金くらいで行く事ができます。

ところが、行ってビックリ
店は長蛇の列!!!
観光シーズンで、ちょうどお昼どきという事もあり、ほぼ2時間待ちという状態でした。
少し甘く見ていたかもしれませんが、まさかここまでとは思わず、スケジュールの関係もあったので泣く泣く断念。
翌日に繰り越すことにしました・・・。

翌日は、開店と同時に行けばさすがに大丈夫だろうと思い、11時に到着するようにしました。
更に念を押して「こういう事もあるよね」と、ガイドブックを見て予習しておいた『広島駅新幹線口 ekie店』の方へと
向かいました。
こちらの方が、少しは空いているという事だったので。

ところが、到着してみると既に長蛇の列が・・・。
皆さん開店前に並んでおり「整理券」が配られていたのです!
何だか、人気ゲームの発売日か何かのようなお祭り騒ぎでしたww

この流れで別のお好み焼き屋へ行くのは、あまりにも悔し過ぎます。
この日はお土産ショッピングも堪能したかったので、今回はお好み焼き自体を断念する事にしました・・・。

しかし、こうも入れないと逆に何が何でも食べたくなってしまうのが人情ですww
今回の広島旅行で悔いを残した「みっちゃん総本店」は、今後お好み焼きへの妙な未練となり、いつかは征服しなければならない存在として、強く心に焼き付いたのでした・・・。

広島のラーメンに衝撃

広島には広島のラーメンがあるようですが、今回おススメしたいのは尾道ラーメンです。
尾道ラーメンといっても広島にあるお店で、ここも原爆ドーム前からほど近い所にあります。

「尾道ラーメン 暁」は、広島市の尾道ラーメンの中ではNO.1のお店といわれています。
じつは尾道ラーメンというのは名前こそ聞いた事はあるものの、敢えて食べに行くのは今回が初めてです。

魚介のだしに背油という組み合わせが、正直よく分かりません。
口コミを見ると「さっぱりしてるのに、こってり系」みたいな???
ラーメンといえばとんこつ系のこってりか、お醤油のさっぱり系かという単純な理解しか無かったもので・・・。

ところが、頂いてみてビックリ!
口コミで言われていた通り、だしが効いた和風のスープと、こってりした背油のバランスが絶妙なんです。
背油がまるで天かすのように浮いている様子も、ちょっと新鮮でした。

そして あまりのスープの美味しさに気を取られて、麺がどんなだったかを忘れてしまいましたww
だから、麺について語る事が出来ません。
確か、細ストレートの固めな感じだったと思いますが・・・。
とにかくスープが美味しくて、忘れられない味になりました♪

どこかで また尾道ラーメンを見つけたら、入ってみたいという気分にさせられます。
同じ尾道ラーメンでも、あれほど美味しい所はなかなか無いかも知れませんが・・・。

宮島に行ったら「焼き牡蠣」はマスト

安芸の宮島といえば、広島旅行のメインイベントとなっている人も多いと思います。
ここは本当にリゾート感覚で、グルメも食べ歩きが一つの楽しみになりそうです。

メインストリートはほとんど原宿のようで、あちこちから良い香りが漂って来ます。
焼き立てのもみじ饅頭から、にぎり天のようなお肉系のものまで色々とありますが、やっぱりここでしか味わえないのは何といっても「牡蠣」だと思います。

牡蠣は名物なので、生ガキや牡蠣フライに始まり、食堂や旅館の食事ではありとあらゆる牡蠣料理が味わえます。

でも個人的にイチ押しなのは、食べ歩きで頂く「焼き牡蠣」です。
店頭で焼いて提供してくれるのを個別に購入し、焼き立てをその場で頂けるのが良いんですよね♪

美味しくて安いという「沖野水産」がおススメです。

宮島名物「あなご飯」もお忘れなく

宮島に行ったら、名物の「あなご飯」が一番に思い浮かぶ人というもいるようです。

私はあなごと言えばお寿司くらいしか知りませんでしたが、宮島といえば「牡蠣・あなご飯・もみじ饅頭」の三大名物という感じらしいです。

ならば、たった一度の宮島ランチはどうすべきか!?
「あなご飯」か「牡蠣」か、迷ってしまいます。
グループ旅行なので、意見も分かれます。
そこで、どちらも食べられるお店「武田風林亭」を目指す事にしました。

ところが、ガイドブックにも出ていたこのお店が、よりによって閉まっていました!
いきなり出鼻をくじかれて慌てましたが、幸いすぐ近くに良い香りを放つ、何やら臨場感のあるお店が目に入りました。

店頭のサンプルを見ると、あなご飯や牡蠣料理がいろいろとありそうです。
店構えも年季が入っていて良い感じなので、直感に従いこちらのお店に入る事で意見が一致しました。

あなご飯の「いな忠」というお店です。

頂いたあなご飯は、思っていたのと全く違っていて驚きました。
うなぎのような、しっとり・ふっくら・こってり感ではありません。

焼き目が香ばしく、割と歯ごたえがあって、お味はクセが無くさっぱりしています。
さっぱりしているとはいえ、重箱にびっしりと身が詰まっていて大盤振る舞いのボリュームです。
満腹に近づくにつれ、だんだん濃厚な味わいに変わってくるから不思議です。

ご飯はタレと一緒に炊いた味付きご飯で、カリッと焼き上がった身と良く合います♪

牡蠣も食べたかったので、カキフライを皆でシェアしましたが、やっぱり中の牡蠣が絶品ですね~
ちょっとランチにしては、罪悪感すら覚える豪華さでしたww

店内は満員御礼で、雰囲気は知る人ぞ知る名店という感じでした。
訪れた有名人のサインとかもありました。

後で調べてみたら、ここは「あなご飯」の老舗らしく、店頭で手焼きしているというのがポイントのようです。
事前に調査するのも良いけど、現地で香ばしい煙に誘われて何となく入ってしまうというのも、旅の醍醐味かもしれません。

以外と知られていない魚料理

実は広島では、位置的に「関サバ」や「関アジ」が食べられるお店がけっこうあるようです。

「関あじ&関さば」は、ブランドを守るために色々と厳しい条件を設けているようですが、実は同じくらい美味しいお刺身が、もう少し広範囲で存在しているそうです。

他にも瀬戸内海はお魚が美味しい所なので、お好み焼きしかないと思ったら大間違いなのです。

今回はぜひ関サバを堪能したいと思い、生簀のある評判のお店に出向いた感想を、別記事で紹介しています。

【広島観光】お好み焼き以外の穴場グルメは魚料理♪広島で関さばだと!

宮島の観光スポットおススメはロープウェイ

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