年配の方への贈り物は、食べ物が喜ばれる事が多いですよね。
一方で身につける物や実用品は何かしら条件が合わず、あまり喜ばれない事があったりして、だんだん避ける傾向にあると思います。
ただ食品も相手が年配の人となると、すこし気を使う必要が出てくるものです。
食べられる量や種類に制限が出たり、若い世代とは好みや価値観も違う事があるので、できれば相手の負担にならず、喜んでもらえる贈り物を選びたいですよね。
年配の人が貰って困る贈り物とは?
年配の人への贈り物を選ぶときは、いちど貰って困るものを知っておく事で、かえって喜んでもらえる贈り物の傾向が見えてくるような気がします。
「高級グルメ」は要注意
高級グルメ食品なんて、普通に考えたら迷惑になるとは思いませんよね。
ところが年配の人となると、健康状態に気をつけている最中かもしれないという視点が必要になってきます。
例えば「油分や塩分の多い食品を避けている」という場合などがあります。
量よりも「質」
お米や食用油などは、お子さんのいる若い世帯なら いくらあっても困らないかもしれませんね。
ただ年配で単身や夫婦だけの暮らしで「定番ギフト」が被ったりすると、なかなか消費できず収納場所に困ったり、賞味期限が気になってしまうかもしれません。
「本当に美味しいものを、ちょこっとづつ・・・」
これが、年配の人向けの贈り物を選ぶコツだと思います。
じつは危険な「生鮮食品」
美味しさだけを考えたら、なんといっても生菓子や生鮮食品が良いと思いますよね。
ところが中には、要冷蔵・冷凍の食品を貰っても困る人もいます。
買い物に行く回数を減らしたくて、冷蔵庫や冷凍庫を目一杯に活用している人は、保存場所や賞味期限を持て余してしまう事があるんです。
そんなとき、常温保存が可能で「高級感がある実用的な食品」は、逆に有り難い存在になります。
自分では躊躇してしまうような老舗店のお味噌などは、贈られて嬉しいものだと思います。
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健康志向のグルメ食品
年配の人がふだん気にしている事といえば、何といっても健康の大切さだと思います。
美味しいものも食べたいけど「食の安全」が気になったり「良い素材を使っている」
という面を重視する人も少なくない世代ですよね。
そうなると贈り物も、素材へのこだわりや食の安全を追求した健康的な食品が、価値も高くなってくるものです。
たとえば自然放牧で育った健康な乳牛の乳製品は、今となっては貴重で贅沢な逸品です。
自分では なかなか手が出ないような境地ですが(^_^;)
戴き物としては、かなり嬉しいのではないかと思います。