電車通学で乗車時間が長い場合、車内でも勉強したい時ってあると思います。
あの電車という密室の中で動けない状況って、なかなか集中できない人にとっては、けっこういい機会なんですよね。
そのために、わざわざ電車に乗る人もいるくらいだとか(^_^;)
とはいえ紙をペラペラめくったり書いたりするのは、思いのほか周囲の人の神経をいらだたせます。
注意されてトラブルに・・・なんて事もあり得るので、避けた方が賢明といえそうです。
最近は、電車内で新聞を読む人も あまりいなくなりました。
電車の中で迷惑がられるのって、音はもちろんですが「動き」もあるんですよね。
あまり気にならない動作といえば、せいぜい本のページをゆっくりめくるとか、スマホをスクロールするくらいのレベルではないでしょうか。
そこで今回は、電車の中で勉強できる人気のアプリと、自分で作れる新鮮な勉強の環境づくりをご紹介します。
目次
電車の中で勉強する「環境づくり」のポイントとは?
電車の中で使うアプリは、受講型の「受け身」的な内容のものはオススメしません。
タダでさえウトウトしがちな環境では、どうしても眠くなってしまうからです。
すると「問題が出されたら処理」を繰り返す、双方向のしくみになっている必要があります。
とはいえ、電車の中で答えたり書いたりする事はできません。
でも出された問題に対して「思い出す」事ならできますよね。
そこでおススメなのが 忘却曲線で暗記アプリreminDO です。
このアプリの良いところは単語帳などと違い、記憶したものはスルーして、忘れかけている問題を出してくれる所です。
これなら常に「思い出そう」として頭をひねるので、眠くなる暇がありません。
電車の中で「ゲーム感覚」で英文法が勉強できるアプリ
退屈しないアプリとして、ゲーム感覚でできるタイプもおススメです。
たとえば Duolingo などは、辛くなりがちな英語の文法を習得するのに良いツールです。
ビジュアルがポップで動きがあり、わかりやすいボタン操作が飽きさせない作りになっています。
ひとつひとつの問題も細切れになっていて、集中力が途切れないのもポイントだと思います。
じっくり考えるというよりも、どんどん「ハイ次!」みたいなトレーニング感覚なのが、電車の中くらいの環境にピッタリです。
電車の中で「計算問題」の勉強ができるアプリ
数学系の勉強は、なかなか電車の中ではやりにくいものですよね。
その難しさをサポートしてくれるアプリは 数学トレーニング がおススメです。
このアプリは画面に式を書くスペースが付いていて、スマホの画面に指でじかに書けるという所が一番の評判になっています。
計算というのは書いて鍛える部分があるので、暗算に頼らずに式を組み立てていけるのは助かります。
あとは間違えたとき、いかに「理解度」を深められるかが、計算問題のキモになりますよね。
このアプリには簡単な解説がついていて、
どうして間違えたのか?どういう考え方をすれば良いのか?
という事が把握できるようになっています。
基礎問題が多く、予習や復習の基礎固めに向いているので、毎日の通学で使えると便利なツールです。
電車の中以外の、集中して勉強できる「環境づくり」
電車の中も良いですが、やっぱり本当に腰を据えて集中するには、本当は自宅が一番なのかもしれません。
とはいえ、家の中には誘惑がいっぱいですよね(^_^;)
時間やお金が許すなら、思い切って一人でキャンプに行くなどして外界を切り離してしまえば、嫌でも勉強に励むしかなくなりますが・・・。
そこで、自分の部屋の中を「キャンプ場」にしてしまうのはいかがでしょうか?
自宅でキャンプ気分を味わう「家キャン」という不思議な遊びがありますが、あれを利用するんです。
気分が落ち着かない昼間は寝て過ごし、暗くなったらお湯を沸かしたり夜食を作れる道具を揃えて「籠もる」だけ。
これが意外と気分転換になって、不思議と勉強も「やらされてる感」から解放されてきます。
よく「必勝」みたいなガリ勉君のイメージがありますが、特にあれは嫌ですよね・・・。
それよりも、寝袋にくるまってランタンの明かりのもと、澄んだ空気をイメージしながらの勉強は、何故かちょっと楽しくなります。
そして意外と静まり返っているよりも「虫の声」とか「川のせせらぎ」などの環境音を流しておくのも良いかも知れません。