夏真っ盛りになって来ると、クーラーの効いた部屋から出たくないものですよね。
とはいえ、どうしても屋外で過ごさなければ ならない事もあると思います。
そんな時は、すこしでも熱さを防ぐ服装で、熱中症対策をしなければ大変ですが
よく「水分をこまめにとって・・・」などと言うものの、とても それだけでは難しいものがあります。
いまは繊維の加工技術も上がっているので、なるべく優秀な防暑ウェアを手に入れて、賢く体力の消耗を防ぐ必要があるのではないでしょうか。
そこで今回は熱中症対策の中でも小物ではなく、ファッション系のアイテムを紹介したいと思います。
熱中症対策には「アウター」が効果的
熱さ対策といえば、Tシャツなどの露出が多い服が思い浮かぶかもしれません。
ところが熱中症対策の一番の大敵は、炎天下で紫外線を浴びる事です。
半袖のシャツはあくまでもインナーとして、屋外では長袖の上着を羽織るのが有効です。
そして暑いので、首回りはついつい解放したくなりますよね。
ところが首は最も体温を左右する場所で、ここが日光にさらされると一気に熱くなってしまうんです。
つばの広い帽子を被るか、キャップのときは襟つきの服を着て首を紫外線から守るのは必須といえます。
そしてもっと言えば、自転車に乗るときなどは「手の甲」も日差しから守りたいですよね。
これらの条件を満たしていて、夏でも違和感のない上着は「ラッシュガード」がおすすめです。
ラッシュガードは海やプールで着るだけでなく、最近は紫外線対策でデイリー使いする人が増えています。
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丈はお尻が隠れるくらいの長さがあるので、体型カバーもできます(^_^;)
シワにならずコンパクトに畳めるので、屋内に入ったらバッグにしまえるという手軽さも良い感じです。
海では黒い方が良いんですが、熱中症対策としては熱を反射してくれる白や明るい色の方が効果的です。
子ども用には、このタイプが人気です。
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熱中症対策になる素材とデザインは?
まず熱中症対策のインナーは、ユニクロの「エアリズム」のような吸湿速乾の素材がベストです。
そしてデザインは、服と体に空気の流れが起きやすい風通しの良いデザインがおススメです。
インナーの素材には色々ありますが、種類によって効果が微妙に違います。
木綿(コットン)
まず「木綿」は吸湿性は高いのですが発散性がイマイチです。
このへんが、大汗をかいた時にペタっとしてしまう理由なんですね。
気温のわりに湿度が高い日などは、湿気がこもって発汗のクーラー効果が充分に働いてくれません。
化学繊維(ポリエステルなど)
そしてポリエステルは吸湿性・発散性の両方が高いので、効率よく汗を蒸発させて体温を下げてくれます。
一方でポリエステルは通気性がイマイチです。
大汗をかくと、肌にまとわりついて気持ち悪くなるのは このせいです。
麻(リネン)
生地の素材として熱中症対策に最高なのは「麻」です。
麻は吸湿性・発散性・通気性の三拍子が揃っているので、着ている方が涼しいようなインナーです。
インナーとしては、肌触わりの良い「リネン」という種類がおススメです。
とはいえ、綿やポリエステルでも「エアリズム」のような特殊加工がされたものは機能が高いので、素材だけでは決められない所もあります。
子ども服は「デザイン」も重視
そして子ども服のデザインは、デザインに関しても注意してあげる必要があります。
熱気がこもらないように、ゆったりとしたTシャツや短いズボン、開放的なワンピースや、チュニックなどがおすすめです。
例えば、コットンの通気性を高めた「ドライ加工」や、開放的な袖口とウエストのデザインは、熱中症対策になると思います。
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そして体を動かすのが好きな子には、旧汗速乾の機能が高くて、UVカット加工のTシャツが良いと思います。
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木綿の中でも「Wガーゼ」は、ふんわりした風合いで通気性がよく、汗を素早く吸い取って放出してくれる素材です。
夏涼しく冬は温かいのが特徴で、室内と室外の激しい寒暖差が和らぎます。
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