年末年始は あちこちで宴会があるし、贈答品なども飛び交う季節ですよね。
おまけに寒くて運動不足になりがちという事もあり、正月太りは慢性肥満のスイッチが入る危険な時期です。
運動や食事制限など、いろいろな改善法が提案されてはいますが
体重って増えるのは簡単で、落とすのは至難の業なんですよね・・・(^_^;)
今回は、一般的な方法とはチョット違った「正月太りの解消法」をシェアしたいと思います。
正月太りは「腸活」でリセット
年末年始という短期間で起こした正月太りは、いかにも不健康という感じがします。
一刻もはやく、だけど無理のない方法で解消したいですよね。
そこでおススメなのが「腸活」ダイエットです。
ただ腸活といっても整腸系のサプリメントを飲めばOKなどという甘いものではありません(^_^;)
ちゃんと腸内環境を整える習慣を、継続する必要があるんです。
運動以外の「腸活」法
よく腸内環境を整えるにはウォーキングなどの運動をするのが良いと言われますよね。
とはいえ冬は寒くて、買い物や散歩に出るのすら億劫なのが自然というものです。
かといってストレッチやマッサージなども、なかなかモチベーションが続かないんですよね。
ところがそれ以外にも、効果的で無理のない方法を、いくつか挙げたいと思います。
空腹の時間を作る
まず冬でも寒くなくて、面倒くさがりでも実現可能なのは「空腹の時間を作る」という方法です。
じつはお腹がグーと鳴る空腹時の腸の運動には、重要な意味があります。
それは、食べ物の残りカスや悪い細菌などを排出する機能です。
逆にのべつまくなしに食べていると、腸内で「デブ菌」とも言われる悪玉菌が優勢になっていきます。
悪玉菌は食べ物の残りカスを腐敗させたり、善玉菌を減少させたりするので、太りやすい体質に傾いてしまうんです。
腸に良いものを食べる
そして これはよく言われる事ですが、腸に良いものを食べるという方法もあります。
腸内フローラを整える食事といえば「善玉菌」と「善玉菌のエサとなるもの」の両方を摂る事が推奨されています。
ざっくり言うと「善玉菌」は発酵食品で「善玉菌のエサとなるもの」は食物繊維やオリゴ糖などが代表的です。
腸に悪いものを食べない
腸に良いものが好物ならば困らないと思いますが、問題は発酵食品や野菜が嫌いな場合ですよね。
でも大丈夫です。
そういう人でも「腸に悪いものを食べない」ことで、腸活を実現するのは十分可能です。
まず、ダイエット目的の腸活として一番効果的なのは「砂糖抜き」です。
肥満を誘発する腸の悪玉菌は「砂糖」が好物だったりします。
だから砂糖を摂るほど悪玉菌が増え、腸内環境を悪化させる事が分かっています。
という事は、いくらヨーグルトを食べたり腸活サプリを飲んだとしても、一方でスイーツが止められなければ、あまり意味がないという事になりますよね。
ただ この「糖質を断つ」というのは、決して炭水化物ダイエットとは違います。
大切なのは「糖の種類」なんです。
「腸活」を成功に導く方法
止めることで一番効果が高い「糖質」は砂糖で、次にパンや麺、お餅や白米などの「精製された主食」です。
砂糖や精製された炭水化物は、一時的に満腹感を感じるものの、そのあと血糖値が急降下するので空腹感を感じやすくなります。
おまけに依存性も高いので、正月太りがキッカケで「負のスパイラル」に陥る危険があります。
完全なスイーツ断ちが無理でも、まずは砂糖の含有量が少ないものにシフトする必要はあると思います。
ただ、スイーツはある程度のガマンはできるかもしれませんが「パン」やラーメン・パスタなどの「めん断ち」をするのは、かなり厳しいと思います。
こんな時おススメなのが「玄米」や「全粒粉のパンや麺」です。
全粒の穀物は「インスリン反応」が鈍くなるので、蓄えられた脂肪を消費しやすくなります。
栄養素でも、薄力粉に比べて全粒粉は食物繊維やビタミンB群が4倍以上豊富です。
ただ、全粒粉「入り」のパンはスーパーやコンビニにもありますが、大概は含有量の低いもので、気休め程度にしかなりません。
とはいえ本格的な全粒粉100%のパンは、玄米以上に厳しいものがあります(^_^;)
まずは食べやすく加工された全粒粉パン【ベースブレッド】などにスイッチすれば、無理なく始められると思います。
できれば軽いウォーキングが出来るくらいの季節、具体的に言えば「桜の咲く頃」でしょうか・・・
そのくらいまでは、続けてみる必要があるかもしれません。