結婚出産後でも「家事の合間に稼ぎたい」「再就職を目指す」「在宅ワークがしたい」
など子育てが一段落したら、やっぱり社会復帰を考える主婦の人って多いのではないでしょうか。
それもパートやアルバイトというよりも、会社員になるとか手に職をつけたい場合
資格取得は良いウォーミングアップになりますよね。
ただ資格を取得するといっても、どの道に進むかが問題です。
興味があるとか、収入が良い、もしくは「取りやすい資格」といった漠然とした理由で選んでしまうと、せっかくの努力が無駄になる危険もあると思います。
そこで今回は、主婦に人気がある資格と、自分に合った資格を見つける方法を紹介したいと思います。
主婦に人気のある資格ランキング
資格は人気で選ぶものではありませんが、まずはトレンドを知る事も必要かもしれません。
ただ主婦に人気といっても、根拠となる公的な統計はありません。
そこで、 大手通信講座の会社による
『2021年 年間人気講座ランキングトップ30』という発表が参考になると思ったので、そこからトップ10だけ抜き出してみました。
2位 調剤薬局事務
3位 食生活アドバイザー
4位 ファイナンシャルプランナー(FP)
5位 登録販売者
6位 マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)
7位 宅地建物取引士(宅建士)
8位 簿記3級
9位 整理収納アドバイザー
10位 実用ボールペン字
という内容になっていました!
ナルホド・・・。
自分に合った資格診断
主婦に人気の資格ランキングを見ると、かなり「堅実」というか、再就職やフリーランスを強く意識した内容だと思いました。
それだけ主婦の生活事情が切実だという事かもしれません。
こういうシビアな状況の中、主婦であっても本格的に取り組まなければなりませんよね。
まず自分に合った資格を診断するためには、その資格を利用して
「何の仕事をしたいのか」
という事を明確にしなければなりません。
というか、やりたい仕事が決まれば、取るべき資格も自動的に決まると思います。
自分に向いている仕事がわからない
ところが、そもそも「自分に向いている仕事が分からない」というのが
どういう資格を取得すればいいか迷ってしまう原因だと思います。
そして ここをちゃんと押さえておけば、資格試験の勉強にも拍車がかかると思います。
30代ならではの仕事の選び方
向いている仕事を見つけるといっても、そこには30代ならではの「重み付け」があります。
20代の頃はいろいろな面でとにかく経験を積む期間でしたが、30代になったら「これからのキャリア形成」を考えて仕事を選ぶ必要があります。
それには、3つのポイントを押さえておく事をおすすめします。
●自分に「求められていること」を見つける
●待遇ではなく「自分にとってのやりがい」を優先させる
●自分を冷静に客観的に見つめる「時間をつくる」
仕事を探すとなると、ついつい具体的に「労働市場」の方へ答を求めがちですが
自分に向いている仕事は、結局じぶんにしか分かりません。
自分に向く仕事の見つけ方
自分に向いている仕事を見つけるには、次の5つの作業をすると良いです。
●どういう仕事ならワクワクできるのか、その理由を考える
●自分が貢献できている(できていた)ことを見つける
●自分が得意なこと、不得意なことをそれぞれリストアップする
●いままでの人生を振り返り、自分の経験やスキルを再認識する
そしてこの作業をしているうちは、あまり具体的な職業に落とし込まないのがポイントです。
あまり良し悪しは「ジャッジせずに」自由に書き出して、後で抽象化してみます。
適職診断などにかけるのは、その後にしてください。
最初から制限を加えてしまうと、選択肢が狭まったり冷静な判断ができなくなるからです。
まずはちゃんと自分を見つめる事さえ出来れば、自分に向いている資格はあとから理詰めで判断できるようになります。